つくば ポム・ド・テール編

pomme de terre 01

直売所をあとにして、向かったのはポム・ド・テールさんの畑でした。
今回のFESTIVINでつかった小麦粉はこちらの自然栽培の小麦で、お好み焼きのダシにも一部野菜を使いました。
実は、お世話になっている輸入元さんの奥様で、以前から話を聞いていたんですが、
いちど使ってみると、香りや甘みが格別で、それからはイベントなどでパセミヤが出るときに使うようになりました。
一緒に野菜も送ってもらったりしているんですが、どれも美味しいです。
そして今回は、できれば畑もみたいなぁと思っていたら
晩御飯の収穫もかねてということで連れて行ってもらえました。
やっぱり畑を見ると心が躍ります。
小さい規模でとても丁寧に土づくりから手がけられているのがすぐにわかる畑でした。

IMG_1810

こちらが小麦

IMG_1806

晩御飯の収穫にいそしむかおりさん
畑で、ルッコラやからし菜をかじったんですが、味が濃厚で野菜本来の味ってこういうのだなぁという気がしました。

この後、もう一か所の畑へ。
自家採種用の、小豆や黒豆などを見学。
豆がかわいいと思ってしまいます。

ポム・ド・テールさんは、関東にて自然派ワインと無農薬野菜のマルシェの「大人のピクニック」という素敵なイベントを不定期に開催されています。(前回の案内はこちら、ただいま関西でも開催できるよう画策中です。お楽しみに)

収穫の後、もう一か所行きたかったところへ
その話はまた次回。

カボチャいろいろ

20120921-174846.jpg

写真は、ぜんぶカボチャです。

宿儺(すくな)南京 京都産
会津南京 つくば産
バターナッツ 群馬産
雪化粧 千葉産

といろいろと。
宿儺南京は、昔から好きなんですが、最近では岐阜県以外のものも多く流通していて、今回は京都産です。
会津南京は、はじめてなのでどんな味か楽しみです。
こちらは、つくばのポム・ド・テールの藤木さんが栽培。
雪化粧は、ポム・ド・テールの藤木さんから届いたんですが、千葉の木村さん作だそう。
バターナッツは、群馬のLes Pouces Vertsさんのものです。

 

ハーブ、花、マイクロリーフ

いろいろ仕入れていると、こういったマイクロリーフ系のものが増えてきました。
前菜のサラダ仕立ての料理の際に使うことが多いです。

こればっかりになるのは考え物なんですが、
小さいけど味の個性がしっかりとあるものばかりですので、
なんだ、葉っぱかですませずに、ぜひ、それぞれの味をお楽しみください。
甘草は、ほんとに甘いです(って、当然なんですが)


20120805-163010.jpg

左が、フェンネル、右上から、ポリジ、オキサリス、ルッコラ

20120805-163018.jpg

上から、甘草(ステビア)、ペッパークレソン、ディルの新芽


左上、レッドオゼイユ、右上、アニスヒソップ
左下、オレガノ、右下、グリークバジル

ノラブランと野菜が届く

20120803-111720.jpg

いろいろとご縁があり、やりとりさせていただいていたご夫婦が、
北海道に新しく設立したワイナリーからワインと野菜が届きました。

農楽(ノラ)といいます。
http://www.nora-kura.jp/
今までも他のワイナリーの醸造設備を借りる形でリリースしているので
飲まれたことがある方もおられるかと。
ワイナリー建設中のため、今回のノラブラン2011は、余市のドメーヌタカヒコの醸造設備によるものです。

ワインは少量入荷のため、なにかのイベントの時にお飲みいただこうかと考えていますが、
野菜は定期便で届くことになりました。

20120803-112004.jpg

フランスで出会われたご夫婦で、
旦那様が栽培担当、奥様が醸造担当ととても強力なタッグで
これからが楽しみなワイナリーです。

野菜は、休業中に芦屋のマルメロさんでのお好み焼きワークショップの際にも
使わせていただいたのでご記憶にある方もおられるかと。

生産者プロフィール

文月ヴィンヤードの管理者:栽培家 佐々木賢 Ken SASAKI

北海道室蘭市生まれ、千葉県育ち。フランス、山梨、栃木を渡り歩き、2009年に北海道ニセコ町へ。2011年北斗市で農場を開園。農楽北海道では、文月ヴィンヤード栽培とWeb担当。フランス国家認定農業上級免状(BPA)、ブルゴーニュ大学認定醸造技師(DTO)
過去に仕込んだワイナリーは、Domaine Leflaive(ブルゴーニュ)、ルミエール・ワイナリー(山梨県)、David Leclapart(シャンパーニュ)、Domaine Binner(アルザス)、ココファーム&ワイナリー(栃木)

農楽蔵の管理者:醸造家 佐々木佳津子 Kazuko SASAKI

埼玉県出身。東京農業大学農学部醸造学科、ブルゴーニュ大学醸造学部卒業。兵庫県のワイナリーで長らく醸造を担当、あいだ4年間はフランスで大変な思いをしたらしい。本人いわく、農楽北海道では醸造とお笑い担当。フランス国家認定醸造技師(DNO)
過去に仕込んだワイナリーは、神戸ワイナリー(兵庫県)、Domaine Parent(ブルゴーニュ)、Chapoutier(コートデュローヌ)、Domaine Sylvain Pataille(ブルゴーニュ)

(農楽のHPより抜粋)

馬場茄子

20120724-125436.jpg

貝塚の山手馬場で作られている、馬場茄子といいます。

今回初めて知りました。

これで水茄子と同じ系統だそう。
確かに果肉も同じ感じで、
こちらも生で食べることが出来ます。
ほのかにりんごのような味わいがします。

江戸初期くらいまで遡ることが出来る在来種で、水茄子より原種に近いらしい。
皮が薄い為、傷が付きやすく、作っている農家も数軒で、なかなか出回らないそう。