NomaのLars Williamsさん来店

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先日のこと、東京のマンダリン・オリエンタルで期間限定でオープンするため来日していたデンマークのレストランNOMA(ノーマ)のR&D部門のヘッドシェフであるLars Williamsさんと奥様のHanna Grantさんがパセミヤに来てくれました。NOMAは2014年版の世界のベストレストラン50で1位に返り咲きました。食材に関しての質問は、真摯で探究心に富むものばかりで、少しの時間ではありましたがとても内容の濃い時間となりました。お見送りするときに次はデンマークで会おうって言ってくたのは嬉しかったり。
お連れいただいたレフェルヴェソンスの生江シェフ、WINESHOP FUJIMARU福井さん、同席いただいた羽山農園の羽山さん、カオリンありがとうございました。

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料理人さんにサインを書いていただいたのははじめてでした。

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NOMAの本は、こちらの方が好きです。現在日本語版が準備中だそうです。

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Hannaさんが撮影した写真。Hannaさんも元NOMAのスタッフで現在はプロロードレースチーム
ティンコフ=サクソ(Tinkoff-Saxo)のヘッドシェフ。本が出ているのは知ってて海外のAmazonでずっと探していたんですが英語版が見つからないって話をしたらちょうど1冊持っているからとデンマーク語版のHannaさんの本をもらっちゃいました。

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3月の出来事

駆け足で振り返る3月の出来事な感じで。
とにかく慌ただしかったような気がしますが、同時にとても充実してました。

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3/2は東京で開催されたFESTIVINに参加してきました。雨の中たくさんの方に来ていただきました。

なんやかんやで焼くのにおわれて写真全然とれずで、他の店舗や輸入元さんともゆっくり話せませんでしたが(苦笑)
写真はご来場いただいたお客様のFacebookから拝借。ありがとうございました。

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翌3日は、NPO法人被災地支援団体aoSORAnt(あおぞらん)の活動で宮城県石巻市「万石浦幼稚園」にて
幼稚園のこどもたちに、レストランハジメの米田シェフ、シュクレ・クールの岩永さんと一緒に特製の弁当をつくりました。

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お好み焼きにシュクレクールさんとのコラボで焼きそばパン、ハジメさんはシュークリームと飴を。
震災と津波の跡も見せていただいたんですが、いまだになにをすればいいのか煩悶していますが、
また機会があればかならず行きたいと思っています。
子供たちの明るい笑顔に会いに。

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そして夜は、西麻布の葡呑さんにて、祥瑞・楽記の勝山さんはじめみんなで、お好み焼き&昭和歌謡ナイトをゲリラ開催。
マルコ・サーラとテデスキもイタリアから到着後すぐに駆けつけてくれて楽しい夜になりました。
ご来場いただいた皆様、そして関係者の皆様ありがとうございました。

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前回のFESTIVINに引き続き、尼崎のナジャ師匠も一緒でした。
今回パセミヤ姉弟のスケジュールがきつきつでイベント会場以外でご一緒する機会はないなぁとおもいつつ連絡したら、
「あそぼ」とだけ返信あったのは忘れられません。結局この日は明け方まで一緒でした。
また来月もよろしくお願いします(笑)

東京・宮城でお世話になった皆様本当にありがとうございました!

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3/11は仙台からワイン食堂ノートの板垣さんが来阪しての満月Pub番外編に参加。
大阪日本橋のFUJIMARUさんにて熱い夜を。
最後の締めで震災についての思いをかたり、乾杯でも献杯でもなく「ありがとう」との言葉にぐっときました。

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東北で提供した焼きそばパン、思いの外反響がすごくこの日もシュクレクールさんとのコラボでお召し上がりいただきました。
またいつかするかもしれませんね(笑)

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そして通常営業に戻っての生産者来店ラッシュ。
まずはスペインのプリオラートのテロワール・アル・リミットのフーバーさん。
とても論理的で好奇心旺盛で、話してて刺激的で楽しい夜になりました。
ワイナリー和泉屋の新井さん、通訳していただいたスペイン在住の佐武さん、Chi-Fuの田代さんありがとうございました!

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そして、フランス・ロワールからはアレクサンドル・バンが!!
白もいいんですが赤が特に好きなんです。
そこに居てるだけでみんなが和やかになる温和な性格で、けどワイン造りにたいする情熱はしっかりもってて、
造っている方と直接やりとりすると、好きな生産者はもっと好きになりますね。
ガメラー・プイィ・フュメ支部長だそうで(笑)
CPV伊藤さん、竹下さん、石川さん、野村ユニソン藤木さん、末長さん、ワインショップFUJIMARU藤丸さん、福井さん、山田さん、木邨さん
サルメリア69新町さん、自然派ワイン居酒屋稲の稲垣さん、その他ご同席いただいた皆様ありがとうございました!

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そして先日、コート・デュ・ローヌはシャトーヌフドパプの生産者ロジェ・サボンのディディエが来てくれました。
端正でブレのない酒質で、丁寧な畑仕事が想像できる人柄でした。
ミレジムの皆さん、タカムラの日名さん、ありがとうございました!

今月もあとわずか、皆さまと楽しいひとときが過ごせるようにこれからもパセミヤ姉弟頑張ります!

 

La Kanro、料理の現在

個人的に一番気になる料理人が東天満に店を構えた。店の名前は、La Kanroといいます。
福島のKamoshiya Kusumotoの初期に居た彼はパリのアストランスなどで働いた経験がありってことをよく言われるんですが話してみるとその経験をいかしつつもすでに自分の世界を構築していました。
当時のKusumotoさんでは、バータイムに楠本さんがサービスをして、彼が料理をつくるということをしていて
一度無理を言って、事前に予約をして何皿かコース仕立てで出してもらったことがあるんですが
そのときの料理が鮮烈で未だに記憶に残っています。
食材の組み合わせ、火入れ、どれをとってもロジカルで丁寧に考えられていて、一皿の完成度の高さに圧倒されました。

Kusumotoさんを退職して以降しばらくやりとりが途絶えていたんですが、
パセミヤが移転してしばらくしてから、フラッと来るようになりました。
最初の頃は料理自体もしていないかもという感じだったのですが、だんだん料理の話、自分が店をしたらこんな感じにしたいという話が混じり、実際にオープンに向けて始動したと聞いたときは喜びました。
あの料理がまた食べれるんです。

11/1にオープンしたんですが、彼と相談の上1週間待って先日の火曜日に、尊敬する飲食関係者の皆さんと行ってきました。単に”ぷちはぴちゅ”だったという意見も(笑)

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料理のことしか彼と話したことはなかったんですが、インテリアから内装、音楽に至るまで至福の空間がそこにはありました。カウンター8席のみで、一日一営業、現在は一日二組のみだそうです。
料理は、8、000円と10、000円のふたつ
今回はおまかせでお願いしました。

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セッティングはこんな感じ
本革のマットにハンドメイドとすぐにわかるカトラリーが洒落ています。

今回無理を言ってワインを持ち込ませてもらったんですが
店のワインを何か飲もうと言うことになって、あれこれ相談してやっと決まったのがこちら

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ギファン・エナンひさしぶりでした。

そして料理スタート

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左から、栗、シャドークインのグジェール、原木椎茸のベニエ
どれもハーブやスパイスが利いてて、五感を刺激してくれます。
理想的なスターターですね。これ。
ギファン・エナンとも相性よかったです。

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パプリカのムース。トマトの酸味がしっかりとあり、そしてムースは驚くほど軽い
ムースやピュレって重くなりがちなんですが、逆の発想でフレーヴァーを食べている感じ
このあたりから食べるのに意識が向きがちになりワイン飲むのを忘れることが多々ありました。

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パンも自家製。こちらはマスカルポーネのパン。
食事中のパンって難しいなといつも思うんですが、味わいも軽くていい感じでした。

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ゆり根を水でのばしたスープ、サロマのカキ、広島梶谷農園のマイクロリーフ
最初塩加減も含めて薄いかなぁと思いましたが後半、カキの塩気とマイクロリーフの香りと酸味で味わいが広がってきました。

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冷製のロッシーニ風。牛肉に削ったフォアグラとトリュフ節(笑)
冷たいフォアグラと冷たい牛肉で、濃厚芳醇な甘さを堪能出来ます。
結構びっくり

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料理に合わせてということでアンリ・ノーダン・フェランのニュイサンジョルジュを抜栓したんですが、
これ、白の方がよかったかもという意見で全員一致

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甘鯛、ブロッコリー
最近の料理って、料理名を説明しにくいこともあり、素材の名前のみの表記にした方がいいのかなと思ったりもします。
鱗を残してぱりぱりに仕上げています。
こちらは逆に赤でもあったりします。
このあたりからワインの相性は混沌とした世界に。
並べて貰おうと後のワインを全部抜栓してグラスがずらっと

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これ、すばらしかったです。1993のシュレールのゲヴェルツトラミネール
ロッシーニはこちらの方がよかったかもしれませんね。

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ゲオルグ・ブロイヤーのシュロスベルグ!
これもすばらしかったです。

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焼き米のリゾット。ポロネギ?玉ねぎ?の香りと旨みがだしの旨みと相まっていい感じでした。熱々の器だったのでみるみる周囲がお焦げに。これ食べ終わった後、スープ入れてこそげて食べれたらいいのにな(笑)

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ジャン・グリヴォーのシャンボール・ミュジニー
02だしどうかなと思ったんですがやっぱりここのワイン難しい

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ビュルゴーの鴨、ヘーゼルナッツのフォンダン、小カブ
しっかり焼いた皮とジューシーな身のコントラスト
これもイメージとしては赤ワインなんでしょうけどかなり相手を選ぶ印象
案外ロゼかも

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スイートポテト、紅茶のジュレ
これもゲヴェルツがいい感じで

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フルムダンベールのアイスと柿のジュを染みこませた柿
ひとくちたべてフルムダンベールそのままの味でびっくり

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料理は軽快で疾走感があります。
素材の組み合わせ、香り、音など五感をフルに動員して楽しむのが正解かと思います。
仲のいいメンバーで行ったにもかかわらず、食事中の会話は控えめになりました。
みんな料理と向き合ってた。
戸惑い、ためらい、魅せられて、引き込まれて

今の時代に、料理をつくるということはいくつかの困難が伴います。当然そこには歓喜もありますが。
とりわけレストランという形式においてジャンルの境界線がゆらいでいます。
そして越境を試み、味覚というプリミティブな感覚から世界観を変えてしまうような冒険的で挑発的な試みがあったりもします。大げさな物言いではなく。テクノロジーの進歩が、素材の表情を変え、いままで感じなかったような味を引き出したりもします。食べるという経験を通じて既成概念に揺さぶりをかけるような試みが実際に行われているんです。
問題は、それをどう受け止めるのかということでもあります。

今回、一番気になったのはワインとの相性でした。これかなり難しいですね。
一本で通すのはかなり難しい。あえていえば白でしょうけどどれにするかまた悩ましい。
ペアリングにしてピンポイントを狙うしかないのかなぁとも思いました。
料理にワインを取り込む形式?
なんにせよとても貴重な経験となりました。
やっぱり彼の料理は興味深いです。

La Kanro
ラ・カンロ
大阪市北区東天満1-2-3 金屋ビル1F
☎06-6242-8586
open : 18:00〜20:30LO
日祝12:00〜13:30LO
close: 月曜
料理 8、000円、10、000円の二種類 内容は時期によって変わります。

 

 

山の家の記憶とワインづくりの思想

8/24(土)、25(日)と山梨県北杜市蔵原で開催された
「BeauPaysage 山の家 2013」に様々なご縁が繋がり参加してきました。
もちろんお好み焼きを皆さんに食べて頂き、好評だったのでとても嬉しかったのですが個人的にはボーペイサージュの蔵原と津金の畑を見れたことがとても大きかったです。
いままで見たワイン用の葡萄の畑とはかなり異なる畑でした。
そしてそれはワインについての考え方の違いでもあります。
そのあたりについて感じたことなどを少し書いてみようかと思います。

果物原料である葡萄が、発酵というプロセスを経ることによりワインとなるのですが、そこに至るまでのあいだに、紀元前の昔からの試行錯誤のうえに、手順なり工程がはぐくまれてきました。
葡萄の樹になる房からワイングラスの中の液体になるまでには、意識的にせよ無意識的であるにせよ、人と環境との関係性についての考え方が強く刻み込まれ反映しています。

銘醸地とされる産地が世界各地に多くありますが、もとから葡萄が自生していたわけではなく、歴史的には、さまざまな勢力の広がりとの関連性が認められます。
ロジェ・ディオンが指摘するように、ブルゴーニュの畑の地図が、オタンの司教区と重なるのは単に土壌の卓越性という理由では片付けられないのです。

では、日本でワインをつくるとはどういうことか?
おそらく日本の生産者の皆さんは明治期の川上善兵衛や福羽逸人の時から常にこの問いに向かい合ってきたのだと思います。
答えはひとにより様々ですので、是非の判断は保留で。

今回は畑についてです。
比較のため、ボーペイサージュ以外の畑の写真も掲載しますのでご注意ください。

まずは、こちらから

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(2010年6月27日丹波ワインにて撮影)

ワイン用の葡萄はヴィニフェラ属ですが、フィロキセラ対策のため、耐性のある別の属を台木とし接ぎ木する形で栽培します。これは接合した後。
この段階で選択がすでに働いています。

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(2010年4月18日神戸ワイン用の葡萄を栽培されている山口さんの畑にて撮影。品種はメルロー)
春先の葡萄の樹です。これから芽が出て伸びてくるのですが、枝が左右交互に等間隔に出ているのは剪定のためです。なにもしなければおそらくいろんな方向から枝が伸びることに。

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(2010年5月8日おなじく山口さんの畑)
こちらは芽が出てきているところ。
この芽を下記の写真のようにします。

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(2010年5月8日おなじく山口さんの畑)
枝にひとつだけ芽を残してあとは落とします。この芽がのびて今年の葡萄がなります。

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(2010年6月27日丹波ワインにて撮影。写真はセミヨン)
順調に生育し伸びたら、上に張ったワイヤーに留めてまとめます。
ほぼ等間隔で、風通しがいいようにまとめられているのがわかりますでしょうか?

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(2013年8月25日BeauPaysageの津金の畑。品種はメルロー)
時期が異なるので単純に比較できませんが、枝がかなり多いのがわかりますでしょうか?
じっくり見てみると脇から出ている枝もおとさずまとめていました。

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(2013年8月25日ボーペイサージュの津金の畑。品種はメルロー)
枝や葉を積極的にコントロールしていないので、ぶどうの房の位置が重なったり茂みになったりしています。
岡本さんに尋ねたのですが、あっさりと「(枝はあまり)落としません」と即答。
葡萄の樹どうしの間隔もひろげていってるそうで、キャノピーマネージメントも気にしてなかったりでこのあたりからも他の方と異なるロジックで葡萄の樹と向き合っているのがわかります。
BeauPaysageのワインに淡い味わいの印象を抱くのは、葡萄の凝縮感を得るために一本の樹に出来る房の数をコントロールしないことも関係しているのかも知れません。

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(2010年8月16日藤丸さんが初期に借りたカタシモワイナリーの区画。品種はマスカットベリーA)
参考で大阪のワインショップFUJIMARUの藤丸さんがカタシモワイナリーさんから借りた棚仕立ての区画の写真を。
仕立て方の違いはありますが、かなり丁寧に作業されていることもあり(藤丸さんはオーストラリア、NZのワイナリーでの経験があります。)、位置的な条件としては恵まれていない場所だそうなんですが、それまで何年も色づかなかった葡萄が色づきました。日差しがまんべんなく差し込んでいるのがわかりますでしょうか?

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(2013年8月25日ボーペイサージュの津金の畑。品種はピノ・グリ)
まだ樹齢が低いのと、時期が異なるため、単純な比較は出来ませんが、丹波ワインや山口さんの畑と比較すると、栽培についての考え方というか向いている方向が異なるのはわかって頂けるかと。

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(2013年8月25日ボーペイサージュの蔵原の畑。品種はセミヨン)

葉を落とさなかったり、脇芽もあまりいじらないので、かなり鬱蒼とした表情なんですが、静かにそこにあるといった風情で。
畑全体もひとつの生き物で、呼吸というか胎動というか脈動をしっかりと感じました。
場所も山に囲まれて、とてもコスモロジカルな感じで特別な雰囲気に包まれていました。
あ、植物相と動物相の組み合わせについてとか聞くの忘れた。

積極的に介入し人為的にコントロールし本質に迫るやり方ではなく、介入を極力控えることで本質を引き出そうとするやり方なのかなと。
そこにあるのはブルゴーニュやボルドーをやみくもに目指すのではなく、いまここにワイン用の葡萄を植生を理解しながら根付かせることでどういったワインが出来るのかを探求しているようにも思えました。
すぐに結果が出るものではありませんが、とても興味深い畑であることは確かでした。
また伺える日を楽しみにしています。

最後に山の家の二日間を終え充実感と皆さんともう少し一緒に居たい名残惜しさが混ぜ合わさって、感無量であまりちゃんと挨拶が出来ませんでしたが、またいつかどこかでご一緒できたらなぁと思っています。

声をかけていただいた、岡本さん、鎌倉の石井さん、美穂さん、ゴッチャポントの小城さん、本当にありがとうございました。
Kyoyaの府金さんとは不思議なご縁で今回もご一緒できてとても嬉しかったです。
そしてメリメロの宗像さん、葡呑の中湊さん、ロッシの岡谷さんの仕事が間近で見れたのはラッキーでした。
そのほかにも沢山の仲間と再会できてとても密度の濃い二日間でした。
今回は夏休みの強化合宿みたいな感じで、単に楽しかったで終わるのではなく、この二日間の経験がこれからの自分の仕事にしっかりと活かせるように頑張りたいと思います。

(補)「ワインづくりの思想」は、ボーペイサージュの岡本さんとも縁の深い、麻井宇介さんの後期の著作「ワインづくりの思想 銘醸地神話を超えて」にかけています。お会いしたことはないのですが麻井さんの本は何度読み返しても新しい発見があり、明日に繋がるなにかを見つけれるような気がします。特に日本ワインの可能性を信じていた方なので、岡本さんのワインを飲むと麻井さんのスピリットはこうして受け継がれているんだなぁと感じます。

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8/23(金)の営業終了後、パセミヤ近所の銭湯に行き少しくつろいだ後、
深夜1時前にWの若槻さん、ヴィナイオータのキッシーの運転により山梨に向けて出発しました。
帰りもお二人による運転でお世話になりっぱなしで、本当にありがとうございました。

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早朝6時前に宿舎となるクラインガルデンに到着。すこし睡眠をとったあと、山の家の会場へ
上の写真はスタッフ用の手ぬぐいとTシャツ。参加店舗のロゴが背中に書いてあり名だたる店舗の中にパセミヤの名前があるのが不思議で・・・。

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会場に到着するとすでに名古屋のゴッチャポントさんたちは準備中でした。
これ以降ずっとゴッチャポントさんの精力的な活動はほんますさまじかったです。

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こちらはワインを準備中のWの若槻さんと、今回の主催者の鎌倉の石井さん。
パセミヤの出番は夕方からだったので、僕はお昼間はドリンクのサービスをお手伝いしていました。

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そうこうしているとお客様がご到着。ゆるりとイベントスタート
これ以降写真が少ないので、飛び飛びでご紹介

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今回、二日ともペタンクをしました。これがまたシンプルな割に奥が深く
皆さん、白熱した試合を繰り広げていました。

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ペタンクの決勝は、場所を移し、蔵原のそばで行われました。
写真はシュナンブラン

 

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最後に、ボーペイサージュ岡本さん、石井さん、キッシー、若槻さんによる
エキシビションペタンク。
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そして会場にもどり夜の部スタート。
サルメリア69の新町さんセレクトの音楽と、軽快なしゃべりは、
提供されていた極上の生ハム類に勝るとも劣らないもので、
この日はずっと笑いっぱなしでした。新町さん、ありがとうございました!

そしてこれ以降お好み焼きを焼くのににおわれて写真がありません。
すみません。

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そして最後は、皆さんによる挨拶だったんですが、ゴッチャポント小城さんの言葉はとても重みがあり熱いモノでした。

1日目参加された皆さん、ほんとうにありがとうございました!