御徒町、溜池山王、四谷

つくばハウスで、優雅な朝がゆをいただいて、名残惜しくもつくばをあとにして向かったのは
御徒町にあるワインスタイルズさん

wine styles

芦屋のVERTさんと一緒に来ていただいたときに、その大阪人受けするキャラクターと
ワインに対する真摯な姿勢に、いっぺんでファンになったんです。
驚かせようとアポなしで行くと、予感的中で不在でしたが、ちゃんと「あめちゃん」を置き土産にして
次の目的地へとむかいました。

kyoya00

向かった先は溜池山王のイタリアン、Kyoyaさん
移転してから出会った飲食関係の方でも、とりわけ印象的で、どこか結びつきを感じる
知り合えてよかったなぁと思えるご夫婦です。
FESTIVINにも出店されてて、おなじイベントに出られるのが嬉しかったり。
他にも、アヒルストアやuguisu、メリメロさんにも行きたかったんですが、
スケジュールの関係で今回はあまり動けそうになく、なんとかKyoyaさんだけでもと
かおりさんのアテンドで行くことが出来ました。

kyoya vino

タイミングよく入れて、ランチスタートで、お昼だし飲もうかどうかと迷っていたら
マダムが気を利かせてくれて、やっぱりテーブルにはワインが並んで。
じつはダミヤンをちゃんと飲むの初めてなんです。

kyoya pasta

僕が食べたのは、根菜とサーモンのラグーソース
れんこん、ごぼう、八つ頭、京芋が柔らかく煮込まれてて
渾然一体となった旨味がたまりませんでした。

kyoya dolce

FESTIVINでいただいたティラミスが美味しかったので、もちろんドルチェも頼みました。
ローズマリーのアイスの香りは鮮烈でした。
リーズナブルなランチでこのクオリティの料理が出てくるのはすごいです。
府金さん、ありがとうございました!

満足感と幸福感とともに店を出て、ここで今回の滞在中にお世話になったかおりさんと
別れて、僕と姉は別行動。

僕が向かった先は、四谷。
お世話になっている輸入元のラシーヌさんのオフィスがあるんです。
合田さん、塚原さんとしばし歓談していたら、フランスから来日していた
シャブリの生産者、アリスとオリヴィエが帰国準備でオフィスに。
大阪に来たときにイベントの後にラシーヌのスタッフの皆さんと一緒にパセミヤに来たときに
アリスがとてもお好み焼きを気に入ってくれて、FESTIVINの時にも買いに来てくれたりしたんでなぜかラシーヌの皆さんと一緒にお見送り。
合田さんの案内でテイスティングルームを見学してラシーヌさんのオフィスを後にしました。
FESTIVINでお疲れのところ、お邪魔してスミマセンでした。
ラシーヌの皆さんありがとうございました。

今回、姉と話しててFESTIVINで完売したら新幹線、売れ残ったらバスで帰ることにしてたんですが、
案の定バスで帰ることに。
けど、たくさんの想い出と共にいろいろと振り返りながら帰ってこれたので
本当にたのしい東京・つくば行脚となりました。
これに懲りず、また何かの機会を見つけて、来年も行きたいなと。

今回、伺えなかった飲食店も多いですし、たくさん新しい出会いもありました。

自分のなかで何かかが変わったように思います。いろんな人にいろんなスイッチを押してもらったように思います。
ちょうど一週間前のことになるんですが、とても大きな意味を持つ経験をさせてもらったなぁと日が経つにつれ強く思うようになりました。昔、須賀敦子さんが、シモーヌ・ヴェイユについて書いた文章の中で、「世界をよこにつなげるこころみ」という言葉が出てくるんですが、「よこにつなげる」ってこういうことなのかもなぁと。

本当に、皆さんありがとうございました!