アルド・コンテルノ

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僕がワインを飲み始めたのは1990年代で、インターネットで簡単に調べることができる今と違い、本が主な情報源でした。イタリアワインに興味を持ち出した時はちょうど、マルコ・デ・グラツィアのバローロ・ボーイズが席巻していた時で、モダン/クラシックの軸で語られることが多かった。
そんな中、少し違うポジションだったのがアルド・コンテルノだったように思います。ジャコモ・コンテルノのジョヴァンニとは兄弟で、考えの違いから自身のワイナリーをおこしました。
折衷派と簡単に片付けると見えてこないものがあって、継承するもの、チャレンジするものと面白いラインナップでした。種子島に住む友人に何度か古いヴィンテージを飲ませてもらったこともあり、思い入れのある生産者の一つです。

5月30日に自宅で亡くなられました。
息子達に任せていたとはいえ
やはりさみしく思います。

そして、この人のワインを飲める時代に生きてて良かったと思う。

写真は、流石に、チカラやグランブッシアなどは置いてないのですが、
いま、パセミヤにある、バルベーラ・ダルバのコンカ・トレ・パイユの2008です。

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週末のグラスワイン

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泡は、シャンパーニュでなにかまた考えます。


2011 タカヒコ・ソガ ヨイチ・ノボリ ナカイ・ブラン ケルナー (北海道・日本)
2011 ココ・ファーム 農民ドライ (栃木・日本)
2010 マルセル・ダイス アルザス (アルザス・仏)
2009 シモン・ビーズ ブルゴーニュ・ブラン レ・シャンプラン(ブルゴーニュ・仏)
2010 ラ・ヴィス ノジオラ (トレンティーノ・伊)


2010 ユドロ・バイエ ブルゴーニュ ピノ・ノワール (ブルゴーニュ・仏)
2007 イヴォン・メトラ フルーリー・プランタン (ボージョレー・仏)
2010 メンダール VDTフィンカ エスパルタル BP(カタロニア・スペイン)
2009 モンテヴェルティーネ ピアン・デル・チャンポロ (トスカーナ・伊)
2007 カーゼ・コリーニ ヴィノット (ピエモンテ・伊)

甘口で、ラタフィア・ド・シャンパーニュが2種類。
ヴィルマールとエグリ・ウーリエのラタフィアがございます。

曽我さんのケルナーはヴィンテージが変わってスタイルも昨年のうすにごり系ではなく
クリアーな感じになっています。味わいは桃系のフィニッシュが心地よいです。
ココ・ファームの農民ドライは安定した味わい。日本各地の葡萄をブレンドしています。
マルセル・ダイスは、アルザスで使える品種ほぼ全部入り。ピノ・ブラン、リースリング、ゲヴュルツトラミネールが70%、ピノ・ノワール、ピノ・グリ、ミュスカ、シルヴァネールが30%。厚みのあるフルーティーさが面白いです。
シモン・ビーズはエレガントな酸と控えめな樽が果実味を引き立てています。
ラ・ヴィスは、ノジオラというマイナー系の品種です。すっきりとしてライムのような爽やかさを感じます。
ノジオラはこことポイエル・エ・サンドリのものも好きです。

ユドロ・バイエは2010とまだまだ若く酸も強めに出ているんですが後ろに控える黒系果実のフレーヴァーが素敵です。
イヴォン・メトラはこの地区でとても好きな生産者。いつもどのキュベの何年を使うかで迷うんですが、少し寝かせた2007が入ってきたのでこちらをおすすめします。 こなれた感じが出てきてまだまだ楽しめそう。ガメラー・ジャポン!
メンダールは、最近入ってくるようになったスペインの自然派の生産者。ちょっと驚きました。現在ビオロジックからビオディナミに移行中。このキュベはベルナッチャ・ペリューダと呼ばれる品種で、グルナッシュ系です。少し軽めですこし発泡。ミントなどのハーブのニュアンスもあります。ここのカリニエナを使ったキュベもおすすめです。
モンテヴェルティーネはもう言うことなし。きれにまとまっています。
カーゼ・コリーニも大好きな生産者。通常はフリーランでワインを仕込むのですが、これは輸入元のヴィナイオータさんのリクエストにより、プレスしたもの。ここのワインはかなり濃厚です。昨年のヴィナイオッティマーナというイベントでお会いしたんですが、とても紳士的な方で、丁寧に話しかけてくれたのが印象的です。「less is better」って含蓄に富む言葉が印象的でした。これ、けどミース・ファン・デル・ローエの「less is more」のもじりかもと後になって思いました。やっぱり学者は違うなぁと。

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ラディコン入荷しました!

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イタリアはフリウリの生産者、ラディコン新ヴィンテージが入荷して来ました。

2005のリボッラジャッラ、ヤーコット、オスラーヴィエです。

そしてラディコン初のセカンドライン、
スラトニック(オスラーヴィエに使われている、シャルドネとソーヴィニヨン)と
ピノグリージョの2種類です。
ラベルも違いますね。
価格も少し控えめになりました。
2005ヴィンテージもセカンドラインも楽しみです。

写真左は、カノニカのバルベーラ。少量の入荷ですので売り切れの場合はご容赦ください。

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2007 イヴォン・メトラ キュベ・プランタン

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ボージョレ地区の大好きな生産者、イヴォン・メトラのフルーリー・キュベ・プランタン2007が久しぶりに入荷しました。

パセミヤは小さい店なのと個人的にあまり在庫を抱えるのが好きではないと言うこともありひとつの生産者やアイテムにつきそんなに本数はありません。ただここだけは別で村違い、キュベ違いで何本かずつあったりします。生産量もそんなに多くないのとガメイということもあるからかあまり見かけないんですがファンも多く、ここのワインは飲むたびに発見があり自分の中でも別枠扱いの生産者です。

プランタンはパセミヤにしては珍しく少しまとめて入荷したので今月のグラスワインでじっくり飲んで頂こうかと思っています。

パセミヤはガメラー・ジャポンの大阪ベースキャンプに認定して頂いてます(笑)

写真右から
2009 ボージョレ
2006 ムーランナヴァン
2007 フルーリー キュベ・プランタン
2005 フルーリー キュベ・ウルティム

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ラタフィア入荷しています。

某氏に叱られたので慌ててアップ。

ラタフィア・ド・シャンパーニュが入荷してます。
いまあいてるのが真ん中のドラピエで、
両端がエグリ・ウーリエとヴィルマールです。

ラタフィアはシャンパーニュ以外でも作られているんですが、
基本は、ブドウ果汁にアルコールを添加して発酵を止めるタイプのお酒で
ヴァン・ド・リクールに分類されます。
添加するアルコールはマールの場合が多いようです。

シャンパーニュで作るとラタフィア・ド・シャンパーニュ、
ブルゴーニュで作るとラタフィア・ド・ブルゴーニュになります。
他に同系統の酒類だとコニャック地方のピノ・デ・シャラント、
アルマニャック地方のフロック・デ・ガスコーニュ、
ノルマンディー地方のポモー・ド・ノルマンディー(こちらはりんご、洋なし)、
ジュラ地方のマクヴァンなどがあります。

蒸留酒などを添加してももとが果汁なので、アルコール度数も17度前後となり
どれも芳香豊かで果実由来の甘みが特徴的です。

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