メゼらしきもの

先日ひさしぶりに作った、ババ・ガヌーシュもふくめてこんな感じで
コースの最初にお出ししてみました。

イメージとしては冷たいメゼで、トルコやギリシア、中近東などで親しまれているいろいろな前菜のことです。
イスラム圏の影響のあるスペインのタパスも文化的には同じ系統だと思っています。

写真手前、パセリとトマト、キュウリ、ミントなどとスペルト小麦を合わせたタブーリ、
写真奥、新タマネギのピュレ、
写真右、ババ・ガヌーシュ(モウタベル)、山羊乳のフロマージュ・フレ(長野産)
を作ったんですが、あとこれにフムス、ヨーグルトときゅうりのスープ(ジャジュクまたはヤイラ・チョルバス)などを組み合わせてみようと思っています。

ババ・ガヌーシュ

久しぶりにババ・ガヌーシュを作ってみました。

コリアンダーシードやクミンなど少し強めに。

やっぱり中近東の料理は作って見ると面白いです。

これは焼いた茄子とタヒーニ(ゴマペースト)を合わせペーストにしたものです。

この他にフムスやタブーリを並べたら簡単なメゼだ。

ラタフィア入荷しています。

某氏に叱られたので慌ててアップ。

ラタフィア・ド・シャンパーニュが入荷してます。
いまあいてるのが真ん中のドラピエで、
両端がエグリ・ウーリエとヴィルマールです。

ラタフィアはシャンパーニュ以外でも作られているんですが、
基本は、ブドウ果汁にアルコールを添加して発酵を止めるタイプのお酒で
ヴァン・ド・リクールに分類されます。
添加するアルコールはマールの場合が多いようです。

シャンパーニュで作るとラタフィア・ド・シャンパーニュ、
ブルゴーニュで作るとラタフィア・ド・ブルゴーニュになります。
他に同系統の酒類だとコニャック地方のピノ・デ・シャラント、
アルマニャック地方のフロック・デ・ガスコーニュ、
ノルマンディー地方のポモー・ド・ノルマンディー(こちらはりんご、洋なし)、
ジュラ地方のマクヴァンなどがあります。

蒸留酒などを添加してももとが果汁なので、アルコール度数も17度前後となり
どれも芳香豊かで果実由来の甘みが特徴的です。

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