週末のグラスワイン

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泡は、シャンパーニュでなにかまた考えます。


2011 タカヒコ・ソガ ヨイチ・ノボリ ナカイ・ブラン ケルナー (北海道・日本)
2011 ココ・ファーム 農民ドライ (栃木・日本)
2010 マルセル・ダイス アルザス (アルザス・仏)
2009 シモン・ビーズ ブルゴーニュ・ブラン レ・シャンプラン(ブルゴーニュ・仏)
2010 ラ・ヴィス ノジオラ (トレンティーノ・伊)


2010 ユドロ・バイエ ブルゴーニュ ピノ・ノワール (ブルゴーニュ・仏)
2007 イヴォン・メトラ フルーリー・プランタン (ボージョレー・仏)
2010 メンダール VDTフィンカ エスパルタル BP(カタロニア・スペイン)
2009 モンテヴェルティーネ ピアン・デル・チャンポロ (トスカーナ・伊)
2007 カーゼ・コリーニ ヴィノット (ピエモンテ・伊)

甘口で、ラタフィア・ド・シャンパーニュが2種類。
ヴィルマールとエグリ・ウーリエのラタフィアがございます。

曽我さんのケルナーはヴィンテージが変わってスタイルも昨年のうすにごり系ではなく
クリアーな感じになっています。味わいは桃系のフィニッシュが心地よいです。
ココ・ファームの農民ドライは安定した味わい。日本各地の葡萄をブレンドしています。
マルセル・ダイスは、アルザスで使える品種ほぼ全部入り。ピノ・ブラン、リースリング、ゲヴュルツトラミネールが70%、ピノ・ノワール、ピノ・グリ、ミュスカ、シルヴァネールが30%。厚みのあるフルーティーさが面白いです。
シモン・ビーズはエレガントな酸と控えめな樽が果実味を引き立てています。
ラ・ヴィスは、ノジオラというマイナー系の品種です。すっきりとしてライムのような爽やかさを感じます。
ノジオラはこことポイエル・エ・サンドリのものも好きです。

ユドロ・バイエは2010とまだまだ若く酸も強めに出ているんですが後ろに控える黒系果実のフレーヴァーが素敵です。
イヴォン・メトラはこの地区でとても好きな生産者。いつもどのキュベの何年を使うかで迷うんですが、少し寝かせた2007が入ってきたのでこちらをおすすめします。 こなれた感じが出てきてまだまだ楽しめそう。ガメラー・ジャポン!
メンダールは、最近入ってくるようになったスペインの自然派の生産者。ちょっと驚きました。現在ビオロジックからビオディナミに移行中。このキュベはベルナッチャ・ペリューダと呼ばれる品種で、グルナッシュ系です。少し軽めですこし発泡。ミントなどのハーブのニュアンスもあります。ここのカリニエナを使ったキュベもおすすめです。
モンテヴェルティーネはもう言うことなし。きれにまとまっています。
カーゼ・コリーニも大好きな生産者。通常はフリーランでワインを仕込むのですが、これは輸入元のヴィナイオータさんのリクエストにより、プレスしたもの。ここのワインはかなり濃厚です。昨年のヴィナイオッティマーナというイベントでお会いしたんですが、とても紳士的な方で、丁寧に話しかけてくれたのが印象的です。「less is better」って含蓄に富む言葉が印象的でした。これ、けどミース・ファン・デル・ローエの「less is more」のもじりかもと後になって思いました。やっぱり学者は違うなぁと。